【WRC】第3戦 ラリー・ケニア(日本時間3月20〜23日)【映像】ラリーなのに“接近戦” 珍事の瞬間 「ラリー・ケニア」で競技3日目にラリーでは珍しい“パッシングシーン”が見られ、ファンや視聴者が盛り上がる一幕があった。 F1などのサーキ…
【WRC】第3戦 ラリー・ケニア(日本時間3月20〜23日)
「ラリー・ケニア」で競技3日目にラリーでは珍しい“パッシングシーン”が見られ、ファンや視聴者が盛り上がる一幕があった。
F1などのサーキットレースは一斉に走って順位を競うが、ラリーは1台ずつタイムアタックを行い、各SSの合計タイムで順位を競う。そのため、2台が並んで同時にスタートするスーパーSSを除き、WRCのマシンがライバルと絡むシーンはあまり見られない。
日本時間22日、SS15がスタートすると、徐々に雨が強くなってきて路面コンディションは荒れていく。前半に走ったWRC1カテゴリーでもパンクなどのトラブルが続出したため、後半に走るWRC2カテゴリーの各マシンは相当慎重に走ることになった。
そんななか、トヨタのオリバー・ソルベルグが、前走していたシュコダのファブリツィオ・ザルディバールのマシンに追いついてしまう、ラリーでは非常に珍しい様子が映し出された。解説のピエール北川氏は「3分間隔でスタートしてるんですけど、たぶんパンクか何かでスピードを上げられないので後から追いつかれちゃいました」と言及。
その後、ザルディバールはフェアにラインを譲り、ソルベルグもセーフティに追い抜いたため、ことなきを得ている。しかしラリーでは珍しいレースさながらの接近戦に対し、スタジオも驚いた様子で、MCでタレントの沢口愛華も「初めて見ましたこの光景」と驚いていた。
視聴者のコメント欄も、「追い付いちゃった」「オーバーテイクや」「セガラリーかよ」「珍しいオーバーテイク」「めったに見れないオーバーテイク」などと、反響が多くなっていた。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)