【福島】第49回朝日杯檜枝岐スラローム大会(檜枝岐村主催、朝日新聞社・県スキー連盟など後援)が23日、檜枝岐村の尾瀬檜枝岐温泉スキー場であった。男子5部門、女子4部門に県内外から約90選手が参加し、回転種目に臨んだ。 県スキー連盟の公認大…

 【福島】第49回朝日杯檜枝岐スラローム大会(檜枝岐村主催、朝日新聞社・県スキー連盟など後援)が23日、檜枝岐村の尾瀬檜枝岐温泉スキー場であった。男子5部門、女子4部門に県内外から約90選手が参加し、回転種目に臨んだ。

 県スキー連盟の公認大会。雪不足に悩まされた昨季とは打って変わり、コースは2メートル近い積雪に恵まれた。小学生低学年の部は1回、その他の部は2回の合計タイムで競った。男子部門で最も速い選手に贈られる「朝日杯」は小野寺郁弥(いくや)選手(猪苗代高3年)で、タイムは1分13秒21。コース設定が異なる女子部門で最も速かったのは、中山翠(みどり)選手(南会津高3年)で1分11秒07。2人はいずれも、2回とも出場選手中で最も速いタイムを出した。

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 上位入賞者は次のみなさん。

 【男子】《小学生1部=1~3年》(1)梶内隆聖(2)佐々木翼(3)谷夏希《小学生2部=4~6年》(1)大竹涼士(2)木村元(3)目黒結詩《中学生》(1)斎藤充希(2)山口蓮(3)坂本詠斗《青年=高校生以上39歳まで》(1)小野寺郁弥(2)五十嵐史哉(3)小椋悠《壮年=40歳以上》(1)渡部賢治(2)栗田健司(3)越坂泰彦

 【女子】《小学生1部=1~3年》(1)岩渕沙穂(2)渡部彩来(3)三瓶美幸《小学生2部=4~6年》(1)五十島安璃(2)梶内あかり(3)沢井夢那《中学生》(1)五十嵐玲奈(2)木嶋真里(3)沢井結愛《一般=高校生以上》(1)中山翠(2)二瓶一華

男子Vの小野寺選手の話

 今季は結果が出せず落ち込んだ時期もあった。今日も納得できる滑りではなかったが、優勝して気持ちよく終われた。(春のこの時期に)よいバーンをつくってくれた皆さんに感謝します。進学しても競技は続ける。攻めるメンタルをつけていきたい。

女子Vの中山選手の話

 今季はインターハイの県予選で優勝するなどしたが、全国では納得いく結果ではなかった。競技はこれで引退するので、今日は最後のレース。楽しく、気持ちよく滑れた。いろんな人に出会い、たくさん応援してもらえて感謝したい。