サッカーJ3・松本山雅FCの今季ホーム開幕戦が23日、長野県松本市のサンプロアルウィンであり、SC相模原に2―0で勝って4試合目で今季初勝利を挙げた。 16日にホーム試合で予定されていたAC長野パルセイロとの「信州ダービー」が積雪で中止に…
サッカーJ3・松本山雅FCの今季ホーム開幕戦が23日、長野県松本市のサンプロアルウィンであり、SC相模原に2―0で勝って4試合目で今季初勝利を挙げた。
16日にホーム試合で予定されていたAC長野パルセイロとの「信州ダービー」が積雪で中止になり、当初の予定から1週間遅れのホーム初戦。青空の下、8831人が詰めかけた。
前半20分にFW浅川隼人選手がヘディングでゴールを決めて先制。後半10分にはMF山本康裕選手のシュートで2点目を挙げた。終盤は相模原に攻め込まれる場面が目立ったが、守り切った。
試合後、松本の早川知伸監督は「ホーム開幕戦での今季初勝利をうれしく思っている。苦しい場面もある中、多くのサポーターの応援で助けられた」と振り返った。
この日は試合開始の3時間以上前から、スタジアム周辺には多くの来場者が集まり、飲食ブースなどが並ぶ華やいだ雰囲気を楽しんだ。
池田町の舟木秀和さん(58)は昨季、毎試合のようにホームゲームに通い、J2復帰を逃した昨年12月のプレーオフ決勝も富山県で観戦したという。「今季こそは絶対にJ2に復帰して欲しい」と話していた。(小山裕一)