女子サッカーなでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎はリーグ第2節の23日、ホームのいちご宮崎新富サッカー場での今季初戦を岡山湯郷Belleと対戦、0―2で敗れ、開幕2連敗を喫した。 前節でアキレス腱(けん)を断裂したというFW嘉数飛鳥選手…

 女子サッカーなでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎はリーグ第2節の23日、ホームのいちご宮崎新富サッカー場での今季初戦を岡山湯郷Belleと対戦、0―2で敗れ、開幕2連敗を喫した。

 前節でアキレス腱(けん)を断裂したというFW嘉数飛鳥選手が欠場。水永翔馬監督は相手守備の「裏に抜けられる選手」として、足が速い永野桃子選手をFWで起用し、永野選手は序盤、狙い通り好機をつくった。だが、前半27分、守備をはがされてゴール前にフリーの選手をつくってしまい失点。後半29分には、遠いサイドへのコーナーキックの折り返しを頭で決められた。後半にMF山本さゆり選手らを投入したが得点は奪えなかった。

 水永監督は「ゴール前にクロスを入れるだけで攻撃が単調になり、点がとれなかった。簡単なミスとともに、修正していきたい」と話した。

 次戦は30日、静岡SSUボニータと敵地で対戦する。(中島健)