◇明治安田J3リーグ 第6節 宮崎1-0沼津(23日・愛鷹) アスルクラロ沼津は0―1で今季初黒星を喫した。過去8戦勝ちなし(2分け6敗)と分の悪い宮崎相手に、後半21分にミスから失点。攻撃陣が3戦連続、20日のルヴァン杯(柏に0―1)を含…
◇明治安田J3リーグ 第6節 宮崎1-0沼津(23日・愛鷹)
アスルクラロ沼津は0―1で今季初黒星を喫した。過去8戦勝ちなし(2分け6敗)と分の悪い宮崎相手に、後半21分にミスから失点。攻撃陣が3戦連続、20日のルヴァン杯(柏に0―1)を含めると4試合連続の無得点に終わった。
先制するチャンスはあった。前半12分、鈴木拳士郎の左からのクロスに、藤井健悟が走り込む。だがシュートは枠を外した。同44分には、柏戦に続いて先発を任された斎藤学がミドルを放ったが、GKの正面に。
終盤は鈴木輪太朗と川又堅碁の大型2トップがゴール前に迫ったものの、宮崎の守備を崩せなかった。シュート数も5対13。「後ろは踏ん張ってくれている。前線の選手がもっとやらないと」と鈴木拳は悔しさをかみしめた。
それでも斎藤は手応えを口にした。開幕戦で鳥取に勝ったものの、その後は劣勢の展開が多く、3試合連続ドロー。「その数試合と比べるとボールを持てる時間が増えている。崩せる場面もつくれた」と前を向いた。シュートの意識をさらに高めて、次のFC大阪戦へ切り替える。(里見 祐司)