ドジャースの一員となってすぐに訪れた日本でのプレー機会。そこでイェーツは刺激的な経験を得たという。(C)Getty Images 驚きに満ちた6日間だった。 3月18、19日に東京ドームで行われたドジャースとカブスのMLB開幕シリーズは、大…

 

ドジャースの一員となってすぐに訪れた日本でのプレー機会。そこでイェーツは刺激的な経験を得たという。(C)Getty Images

 

 驚きに満ちた6日間だった。

 3月18、19日に東京ドームで行われたドジャースとカブスのMLB開幕シリーズは、大盛況の中で幕を閉じた。巨人と阪神とのプレシーズンゲームを含めて実施された計6試合で25万人を超える観衆を動員し、グッズ販売の売り上げは4000万ドル(約59億6000万円)を超えるなど、大きな収穫を残した。

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 無論、遠征メンバーの一員として参加した選手たちにとっても刺激的な日々となった。ドジャースのカービィ・イェーツは、ドジャース専門ポッドキャスト番組『The Dodgers Bleed Los Podcast』に出演。日本における球団の人気ぶりについて「いや、本当にクレイジーなことだった」と語った。

 今オフに1年1300万ドル(約20億円)+出来高払いの契約を交わした37歳のベテランは、2018年の日米野球にメジャーリーグ選抜としても来日経験を持つ。だが、今回はその時以上に日本のホスピタリティに驚かされたという。

「日本の人たちはこっちが誰で、名前も知っている。それでいて僕ら選手への接し方が丁寧。どれだけドジャースファンがいるかを考えると本当にすごいことだと思った」

 無論、今回の遠征のフィーバーぶりは、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の“凱旋”が多分に影響していたことは熟知している。それでもイェーツは「本当に素晴らしい旅になったと感じている」と強調。「ここに戻ってきた今も東京のことを思わずにいられないほど大好きだ。これまで行った中でも一番クールな場所の一つにあげられる」と断言した。

「そして日本で、向こうのファンを前に試合ができたこと、そして2連勝もできた。これはすごく記憶に残る旅になったと言える。そして僕自身も観光したり、街を歩き回る中で色々な経験をした。そのすべてが本当に楽しかったよ」

 終始、感激した様子で日本遠征を振り返ったイェーツ。遠き島国で得た経験は37歳の中で価値のあるもとなったようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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