大盛況となったMLBの東京シリーズ。その経験は米記者をも驚かせた。(C)Getty Images 大谷翔平をはじめとする5人の日本人の凱旋、そしてMLBスターたちの本気の戦いに日本列島は熱中した。3月18、19日に東京ドームで実施されたドジ…

大盛況となったMLBの東京シリーズ。その経験は米記者をも驚かせた。(C)Getty Images
大谷翔平をはじめとする5人の日本人の凱旋、そしてMLBスターたちの本気の戦いに日本列島は熱中した。3月18、19日に東京ドームで実施されたドジャースとカブスのMLB開幕シリーズだ。
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両軍のメンバーが来日した3月13日から期間は6日間。しかし、そのわずかな期間で日本の野球ファンやお茶の間は、メジャーリーガーたちの一挙手一投足に熱狂。グッズ販売が、MLBの国際イベント史上最高となる約4000万ドル(約59億6000万円)を記録するなど莫大な経済効果も生み、一大フィーバーを巻き起こした。
MLB開幕シリーズ2試合の平均視聴者数が2400万人を超えるなど、世界的な熱視線を注がれる舞台となった日本。そんな東洋の島国がいかに優れていたかを訴える記者もいる。カブスの地元局『Marquee Sports Network』でリポーターを務めたテイラー・マクレガーさんだ。
連日のように日本からカブスやドジャースの現況を発信する傍ら、マクレガーさんは、日本文化にも触れた。寿司やラーメンのほかにも抹茶ラテやいちご飴、みたらし団子といった日本食にもチャレンジし、その感想を自身のInstagramや同局の番組内で発信し続けた。
その経験の中で彼女は、日本人のホスピタリティの高さを実感。『Marquee Sports Network』のXが公開した動画内で、母国では得られない温かみに強調するように絶賛した。
「この経験を振り返って、総じて思う所とは、この文化はとにかく楽しかったということ。日本の人たちは誰に対しても敬意を持っていて、私たちが受け取ったそれも本当に素晴らしいものだった。彼らの優しさや敬意、温かさ、そして人間としてのあり方の素晴らしさは、いくら言っても言い表せない。彼らのおもてなしという文化は、本当に楽しい、いい経験だった」
選手やファンだけでなく、報道関係者にとっても格別な体験となった東京シリーズ。このイベントがふたたび戻ってくる日はあるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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