◆大相撲春場所千秋楽(23日・エディオンアリーナ大阪) 3敗で首位に並んでいた大関・大の里(二所ノ関)は同・琴桜(佐渡ケ嶽)を寄り切り、東前頭4枚目・高安(田子ノ浦)は小結・阿炎(錣山)を上手出し投げで下し、それぞれ3敗を守り、優勝決定戦に…

◆大相撲春場所千秋楽(23日・エディオンアリーナ大阪)

 3敗で首位に並んでいた大関・大の里(二所ノ関)は同・琴桜(佐渡ケ嶽)を寄り切り、東前頭4枚目・高安(田子ノ浦)は小結・阿炎(錣山)を上手出し投げで下し、それぞれ3敗を守り、優勝決定戦にもつれ込んだ。決定戦では、大の里が送り出し、3場所ぶり3度目の優勝を果たした。夏場所は綱取りになる。

 西前頭14枚目・美ノ海(木瀬)は、関脇・大栄翔(追手風)を押し出し、11勝4敗。大栄翔は9勝6敗。

 ウクライナ出身の新入幕、東前頭15枚目・安青錦(あおにしき)=安治川=は、新関脇・王鵬(大嶽)を切り返し、11勝目を挙げた。王鵬は6勝9敗。

 東前頭18枚目・時疾風(時津風)は、小結・霧島(音羽山)に寄り切られ、5敗目。霧島は勝ち越し。