「オールレディース競走 あまがさきピンクルカップ・G3」(23日、尼崎) 圧倒的な人気を集めた1号艇の守屋美穂(36)=岡山・101期・A1=がインから逃げ切って、通算36回目の優勝を今年初、尼崎でも初となるVで飾った。2着には3号艇の鎌…
「オールレディース競走 あまがさきピンクルカップ・G3」(23日、尼崎)
圧倒的な人気を集めた1号艇の守屋美穂(36)=岡山・101期・A1=がインから逃げ切って、通算36回目の優勝を今年初、尼崎でも初となるVで飾った。2着には3号艇の鎌倉涼(大阪)、3着に4号艇の平高奈菜(香川)が続き、3連単は790円(3番人気)の順当決着となった。
「モリモリ、モリヤー」-。おなじみのフレーズで守屋が昨年5月の宮島以来となる久々の美酒に酔いしれた。昨年12月の下関から9節連続での優出にしてつかんだ今年初Vを「デビューした尼崎での初の優勝でもあるので、すごくうれしい」と感慨深げに振り返った。
初日から舟足を万全に整えて3日目まで6連勝と圧倒の走りでシリーズをリード。優勝戦も「Sはしっかり行けた」とコンマ08のトップSから1Mを先マイ。尼崎では3節連続6回目の優出にして初となるVゴールを決めた。
昨年5月のSG・オールスター(多摩川)準優Fの影響で現在もSGやG1、G2への選出除外期間にある。一般戦が主戦場となるが「一走一走、調整力やターン力を磨きたい」と前向きに語り、ファンの大声援に“モリモリスマイル”で応えていた。