「大相撲春場所・千秋楽」(23日、エディオンアリーナ大阪) 大関大の里が大関昇進後では初、3度目の優勝を飾った。 本割で琴桜との大関対決を制すると、同じく12勝3敗だった悲願の初優勝を狙った高安との優勝決定戦でも、強烈な当たりから一気に追…

 「大相撲春場所・千秋楽」(23日、エディオンアリーナ大阪)

 大関大の里が大関昇進後では初、3度目の優勝を飾った。

 本割で琴桜との大関対決を制すると、同じく12勝3敗だった悲願の初優勝を狙った高安との優勝決定戦でも、強烈な当たりから一気に追い込んで土俵外へと追いやった。

 優勝インタビューでは「苦しい場所が続いた中での優勝。本当にうれしく思います。大関になってから思うような成績を残せていなかった中で、今回優勝できてよかった。本当に自分の中で初日の入りから自信があり、いけるんじゃないかなという自信もあった。15日間終えて優勝という成績で終えられてうれしい。最後は気持ちだと思っていた。細かいところ気にせず、最後は気力でとりました」と、喜びを口にした。

 これで次の夏場所では綱取りとなる可能性が浮上。「また来場所が大事。頑張ります。もう1度気持ちを引き締める」と、見据えた。