「オープン戦、巨人1-2ロッテ」(23日、東京ドーム) 巨人は開幕ローテ入りが確定している石川が先発。毎回のように走者を許しながら粘りの投球を展開し、4回1/3を7安打2失点でまとめた。 初回に先頭・高部からの3連打で早々に1点を失うが、…

 「オープン戦、巨人1-2ロッテ」(23日、東京ドーム)

 巨人は開幕ローテ入りが確定している石川が先発。毎回のように走者を許しながら粘りの投球を展開し、4回1/3を7安打2失点でまとめた。

 初回に先頭・高部からの3連打で早々に1点を失うが、その後の危機では後続を抑えて最少失点で切り抜ける。二回も先頭の藤原に右前打を許すが、1死一、三塁の場面も無失点で抑えた。

 同点の五回は1死一、三塁からソトに四球を与えた投球が暴投となり、1点を失って降板。プロ入り後、自身最多の92球を投げて五回を投げきれずにマウンドを降りたが、走者を背負っての粘り強さが見えた。

 打線では1点を追う二回無死一、三塁で、オープン戦不調の新外国人・キャベッジが左翼へ同点犠飛。六回2死からも右翼フェンスを直撃する自身11打席ぶりの安打となる二塁打を放ち、オープン戦の最終戦で光明となった。