9回2死から今大会初登板 第97回選抜高校野球大会は23日、大会第6日が行われ、第4試合は健大高崎(群馬)が敦賀気比(福井)を4-3で下した。9回2死からはエースの石垣元気投手(3年)がマウンドに上がり、全球150キロオーバーの快速球で最後…
9回2死から今大会初登板
第97回選抜高校野球大会は23日、大会第6日が行われ、第4試合は健大高崎(群馬)が敦賀気比(福井)を4-3で下した。9回2死からはエースの石垣元気投手(3年)がマウンドに上がり、全球150キロオーバーの快速球で最後を締めた。「高校生ナンバーワンレベル」「えぐすぎだろ……」とファンの度肝を抜いている。
聖地が大歓声に包まれた。最速158キロ右腕としてプロも注目する石垣は、左脇腹を痛め、初戦の登板を回避。この日もベンチスタートだった。しかし、1点差の9回、2死から走者が出ると、“クローザー”として甲子園のマウンドを踏んだ。
故障の状態が懸念されたが、杞憂に終わった。初球に150キロをマークすると、152キロ、151キロ、152キロと驚きの球威で押し込み、カウント2-2からの5球目も152キロの直球で遊飛に打ち取って勝利に貢献した。
衝撃の投球にどよめきが止まらない。SNS上では「相変わらず石垣は怪物」「石垣エグすぎる。全球150km/h超えってなんだよ」「石垣くん、仙台でクローザーをやってみないか?」「石垣はモノが違うわ」「石垣くんプロ志望ならドラ1だわ」「石垣出てきて、万全ではないのに152km」「石垣、ちょっと役者が違うな」「石垣元気のラスボス感ハンパない」などと反応が寄せられた。(Full-Count編集部)