◆第73回阪神大賞典・G2(3月23日、阪神・芝3000メートル、良) 1着馬に天皇賞・春(5月4日、京都)の優先出走権が与えられるG2は11頭立てで争われ、1番人気で武豊騎手騎乗のショウナンラプンタ(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父キズナ)…

◆第73回阪神大賞典・G2(3月23日、阪神・芝3000メートル、良)

 1着馬に天皇賞・春(5月4日、京都)の優先出走権が与えられるG2は11頭立てで争われ、1番人気で武豊騎手騎乗のショウナンラプンタ(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父キズナ)は、4着に敗れた。昨年の菊花賞4着で、昨年の青葉賞と前走の日経新春杯で2着など好走し、8度目の重賞挑戦だったが、初タイトルは遠かった。

 初コンビだった武豊騎手は、1987年のデビューから38年連続でJRA重賞を勝っているが、今年は未勝利。阪神大賞典では、2007年(アイポッパー)に続く単独最多を更新する9勝目がかかっていた。

 勝ったのは4番人気のサンライズアース(池添謙一騎手)で、勝ち時計は3分3秒3。2着は7番人気のマコトヴェリーキー(岩田望来騎手)、3着は5番人気のブローザホーン(菅原明良騎手)だった。

 武豊騎手(ショウナンラプンタ=4着)「展開が向かなかったからね。ラストはそれなりに脚を使っている。次はいいと思う」