◆卓球 ▽ノジマTリーグ・プレーオフ 最終日(23日、東京・代々木第二体育館) 男子決勝が行われ、レギュラーシーズン(RS)1位の琉球アスティーダ(琉球)が2位のT.T彩たま(彩たま)に1―3で敗れ、準優勝だった。張本智和は第2試合のシング…

◆卓球 ▽ノジマTリーグ・プレーオフ 最終日(23日、東京・代々木第二体育館)

 男子決勝が行われ、レギュラーシーズン(RS)1位の琉球アスティーダ(琉球)が2位のT.T彩たま(彩たま)に1―3で敗れ、準優勝だった。張本智和は第2試合のシングルスで曽根翔をフルゲームで倒したが、チームの勝利につながらず、2季ぶりの王座奪回を果たせなかった。エースは「レギュラーシーズン優勝もほしかったけど、プレーオフが一番大事なので、それを達成できなかったので、やっぱり悔しさはあります」と唇をかんだ。

 22~23年シーズンに琉球に移籍し、初年度にはチームの2度目の頂点に導いた。23~24年季はプレーオフ(PO)の準決勝で岡山リベッツに1―3で敗退。3季目の今季は海外の試合に出場しながらリーグに参戦し、RS1位でPO進出を決めた。最後は頂点に一歩届かなかったが、日本各地を遠征して回り、3季連続でPOにチームを導いた。「勝ち負けも大事だけど、いろんな場所でプレーをお見せできたことも、僕にとっては有意義な時間だった」と振り返った。

 琉球とは3季目の契約の最終年。来期以降については「Tリーグでプレーするかどうかも含めていろいろと考えていきたいと思っている」と話した。28年ロサンゼルス五輪を見据え、国内外を含めて決めていく。