◆プロボクシング ▽WBC世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者メルビン・ジェルサエム―同級1位・重岡優大(30日、愛知県国際展示場) 30日に愛知県国際展示場で開催される「3150×LUSHBOMU vol.5」の…
◆プロボクシング ▽WBC世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者メルビン・ジェルサエム―同級1位・重岡優大(30日、愛知県国際展示場)
30日に愛知県国際展示場で開催される「3150×LUSHBOMU vol.5」のメインで、前WBC世界ミニマム級王者で現同級1位の重岡優大(ワタナベ)の挑戦を受ける王者メルビン・ジェルサエム(フィリピン)が23日、中部国際空港着の航空機で来日。日本のファンに「いつも応援とサポートをいただき感謝しています。今回も愛知で重岡優大選手と再戦します。素晴らしい試合をお見せしますので、応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。
ジェルサエムは昨年3月31日に名古屋国際会議場で重岡に挑戦し、2―1の判定で勝利して王座を獲得。今回は再戦となる。
戦績は重岡が10戦9勝(5KO)1敗、ジェルサエムが26戦23勝(12KO)3敗。
試合はABEMAでライブ配信される。
以下、ジェルサエムとの一問一答。
―現在のコンディションについて
「とても良いね。全く問題ない。日本も思ったより暖かくて良かった。体重はリミットまで、あと1キロくらいかな」
―重岡の印象は
「前王者だし、1回対戦しているので、とても良い選手だということは分かっている」
―再戦について
「プロキャリアでの再戦はないと思うが、アマチュア時代に5回ぐらい再戦はあり、全部勝った。再戦に関しての苦手意識は全くない」
―この試合に向けてどういったトレーニングをしてきたか
「再戦が決まった時にとてもワクワクした。そして、試合が近づいている今はもっとワクワクしている。この試合に向けて日本に来て走り込みのキャンプもしたし、フィリピンに帰ってからも色々な選手とスパーリングできて充実したトレーニングができた。この試合のために、チームで色々な対策を考えてきたし、優大も色々なプランを持って戦うと思うけど、こちらのチームも色々なプランがあるから、リングで優大とグローブを交えるのが楽しみで仕方がないよ。前回の試合の2倍くらいの対策と練習ができたので、前回以上に自信がある」
―1年前に愛知でWBC王座を獲得し、今回も愛知での試合となる。愛知に対しての思いは?
「愛知には自分のチーム(フィリピン・セブと愛知に拠点を持つZIPボクシングジム所属)があるし、そのおかげでたくさんの日本人の方や日本にいるフィリピン人の方が、自分のことを応援し、サポートをしてくれている。愛知は自分にとって第二の故郷であることは間違いない。愛知が大好き。愛知の方にとても感謝しています」