「オープン戦、オリックス-阪神」(23日、京セラドーム大阪) 阪神の先発・門別啓人投手が5回2失点(自責0)と今年の実戦で初失点した。 初回、先頭の中川に初球の直球を左中間に運ばれた。中堅の失策も絡んでいきなり無死三塁。続く太田の中堅への…

 「オープン戦、オリックス-阪神」(23日、京セラドーム大阪)

 阪神の先発・門別啓人投手が5回2失点(自責0)と今年の実戦で初失点した。

 初回、先頭の中川に初球の直球を左中間に運ばれた。中堅の失策も絡んでいきなり無死三塁。続く太田の中堅への犠飛で21イニング目に1点を献上した。続く紅林は四球としたがオリバレスを三併殺に打ち取った。

 前回15日のプレシーズンゲーム・カブス戦(東京ド)は5回完全投球を見せるなど、試合前まで今年の実戦は20イニング連続無失点だった。

 二回は頓宮への四球や福永の左前打で2死一、三塁でピンチを招いたが最後は宗を遊飛に仕留めて逃げ切った。三回は安打で走者を出しながらも無失点。四回はディアスを空振り三振に斬るなど、この日初めての三者凡退とした。

 五回1死から宗と中川に連打を許して一、三塁。太田の三塁へのゴロを処理した佐藤輝が本塁へ悪送球し2失点目を喫した。それでも自責点は0を継続。六回に代打・杉本の右前打を浴びたが、西川を二併殺に打ち取り、2死で後を岡留に託した。

 この日、阪神はDHを解除。二回、打席に立った門別はカウント1-1から140キロの速球を空振り。そのままベンチに帰るそそぶりを見せたが、あわてて打席へ戻り最後は空振り三振でベンチへ下がる場面もあった。