オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督が23日にアウェイで行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのスペイン代表戦前日会見に臨んだ。 20日にホームで行われた1stレグでは退場者を出した中、2-2の引き分けに持ち込…

オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督が23日にアウェイで行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝2ndレグのスペイン代表戦前日会見に臨んだ。

20日にホームで行われた1stレグでは退場者を出した中、2-2の引き分けに持ち込まれたオランダ。ユーロ王者を苦しめたものの先勝を逃した中、敵地での2ndレグで準決勝進出を目指す。

クーマン監督は1stレグ同様に激戦を予想した。

「また激しい試合になると予想している。両チームとも木曜の試合から学ぶことがあるだろうし、そうするだろう。スペインは劣勢に立たされた場面が何度もあったが、間違いなくその点に注意を払ってくるだろう。彼らは意図を持って攻めてくる。だから我々はもっと頑張らなけばならない。1stレグではもっとダメージを与えることができたはずだ。明日はそれができればと思う。幾つかの面で改善しなければならない」

仮にスペインに勝つと、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選ではグループEに入り、トルコ、ブルガリア、ジョージアの3カ国と戦う。一方で敗れるとグループGに入り、ポーランド、フィンランド、リトアニア、マルタの4カ国と対戦する。

クーマン監督はグループGの方がくみしやすいことを認めながらも準決勝進出を全力で目指すと誓った。

「確かに5チームのグループの方が少し有利かもしれない。だが、それは選手たちと話し合ったことではないし、試合中に考慮することもない。我々はUNLの準決勝に絶対進出したい。タイトルを目指しているからね」