MLB公式サイトが日本式の野球応援を紹介 カブスとドジャースの開幕戦「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」を前に東京ドームで行われたプレシーズンゲームでは、日本独特の野球文化が米国記者を圧倒した…
MLB公式サイトが日本式の野球応援を紹介
カブスとドジャースの開幕戦「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」を前に東京ドームで行われたプレシーズンゲームでは、日本独特の野球文化が米国記者を圧倒したようだ。MLB公式サイトでは日本の鳴り物応援について、ドジャースの“お祭り男”の「野球の楽しみ方はラテン文化に近い」というコメントが紹介された。
MLB公式サイトが21日(日本時間22日)に公開した記事で、ソニア・チェン記者は「ものすごい雰囲気」として、日本野球の応援文化を紹介。来日した両軍は15日と16日に、それぞれ巨人と阪神と1試合ずつプレシーズンゲームを戦った。巨人と阪神の攻撃時には、両チームの応援団が東京ドームに鳴り物応援を響かせた。同記者は、この光景について「巨人と阪神のファンが各選手専用の掛け声や歌を準備していて、日本での球場体験が独特である所以を味わうことができた」と表現した。
さらに、ドジャースの“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手のコメントを紹介。ド軍のお祭り男は「文化そのものとなると、ラテン文化と日本文化はこれ以上ないぐらい違うものだと思う」としつつ「だが情熱とファンの試合の楽しみ方となると……一番近いね」と語り、熱気あふれる応援スタイルに共鳴した様子だったという。
一方、シカゴの地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の実況を務めるアレックス・コーエン氏も、15日の阪神戦で「MLBの試合でももっと鳴り物応援が増えればいいのにと思います」とコメント。多くの米国関係者は日本式応援の迫力に圧倒されながらも、その熱量に魅了されたようだ。(Full-Count編集部)