<大相撲三月場所>◇十四日目◇22日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】25歳力士“異彩”を放つ圧倒的肉体美 かつてレスリングのアジア王者として君臨したという意外な経歴を持つ幕下力士の筋肉美にうっとり……「筋肉やばくね?」「かなりバキバキ…」…

<大相撲三月場所>◇十四日目◇22日◇大阪・エディオンアリーナ

【映像】25歳力士“異彩”を放つ圧倒的肉体美

 かつてレスリングのアジア王者として君臨したという意外な経歴を持つ幕下力士の筋肉美にうっとり……「筋肉やばくね?」「かなりバキバキ…」などとファンから熱い視線を集める一幕があった。

 その力士とは25歳の幕下三十枚目・欧山田(鳴戸)。身長180.8センチ・体重92キロの“細マッチョ”な体型だ。レスリングから相撲へ競技を変えた力士といえば、幕内の宇良(木瀬)が有名だが、欧山田もそのひとり。

 欧山田も宇良同様、力強い取組でファンを魅了し、またレスリング技術を活かした独特の相撲スタイルで館内を沸かしている。そしてやはり注目なのは、土俵の上で躍動するたびに膨れ上がる筋肉だろう。欧山田の筋肉に対する反応は土俵に上がるたびに日々寄せられ、「筋肉やばくね?」「かなりバキバキ…」「すごい体だ」といった好意的な声が多い。

 十四日目、幕下三十三枚目・漣(伊勢ノ海)との取組では、そんな欧山田の力強さが遺憾無く発揮された。組み合い、両者が勝機を探る中で、一瞬の隙をついて、掛け投げに出た。行司軍配は漣に上がったものの、物言いがつき、欧山田の白星となった。欧山田は3勝4敗、漣は2勝5敗で大阪場所を終えた。

 筋肉バキバキな肉体といえば、ほかにも雷道(雷)、山藤(出羽海)などといった注目の力士もいる。いずれも体重は100キロに達しておらず、角界の中では細身の部類に属すが、一方で相撲界には200キロを超えるような巨漢力士の姿も(最重量は出羽ノ城の252キロだ)。そういった力士たちが土俵の上で同じ条件で戦うというのも、改めて大相撲の面白い部分ではないだろうか。
(ABEMA/大相撲チャンネル)