<大相撲三月場所>◇十四日目◇22日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】新入幕イケメン力士、尊富士を“秒”で撃破 優勝戦線に踏みとどまるために負けられない4敗同士の対決で館内がどよめいた。イケメンと話題で破竹の勢いで番付を上げてきた“規格外”…
<大相撲三月場所>◇十四日目◇22日◇大阪・エディオンアリーナ
優勝戦線に踏みとどまるために負けられない4敗同士の対決で館内がどよめいた。イケメンと話題で破竹の勢いで番付を上げてきた“規格外”の新入幕力士が、尊富士を圧倒。まさかの秒殺決着にファンがどよめいた。
新入幕の前頭十五枚目・安青錦(安治川)が前頭六枚目・尊富士(伊勢ヶ濱)を寄り切って10勝目を挙げた。立ち合い正面から当たった両者。尊富士は左をおっつけ、安青錦はもろ手での攻防。安青錦の突き押しは強烈で、尊富士は自慢の出足のスピードを発揮できず。すると土俵中央、攻め手を欠いた尊富士が叩いたところで、左を差して胸を合わせた安青錦が一気に前へ出て寄り切った。新入幕力士を相手に何もできず5敗目を喫した尊富士のまさかの姿に館内は騒然となった。
ABEMA解説の元横綱・若乃花の花田虎上氏は「引きたくなる立ち合いなんです」と切り出すと「尊富士は絶対に引いちゃいけない。引かないときは新入幕で優勝している」と話し、安青錦が見せた立ち合いからの強烈な攻めが尊富士の消極的な攻めを誘発したと取組のポイントを解説した。
予想外の一方的な結末にファンからは「ガチンコだ」「たけるん何もできず」「速攻だった」など驚きの一方、史上最速タイのスピード出世(付出を除く)で幕内に昇進した安青錦への期待の声も寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)