プロレスのDDTは22日、20日に後楽園ホールで行われた旗揚げ28周年記念大会のメインで首を負傷し、救急搬送された高梨将弘(42)の状況について、精密検査の結果、「頚椎C5,6椎体骨折」及び、「頚髄損傷」と診断されたことを発表した。21日…
プロレスのDDTは22日、20日に後楽園ホールで行われた旗揚げ28周年記念大会のメインで首を負傷し、救急搬送された高梨将弘(42)の状況について、精密検査の結果、「頚椎C5,6椎体骨折」及び、「頚髄損傷」と診断されたことを発表した。21日に手術を受けたといい、「手術は成功し、術後の経過も順調に推移しております。現在、高梨選手は集中治療室にて治療を受けており、高梨選手自身、ご心配いただいている方々に発信や連絡が出来ず大変申し訳なく思っております。今後に関しましては状況が判明次第、改めてお知らせいたします。ファンの皆様にはご心配をおかけしますが、引き続き高梨選手に温かい応援をいただけますようお願い申し上げます」と報告した。
高梨はメインで行われたKO-D無差別級選手権で王者クリス・ブルックスに挑んだ。最後は雪崩式のプレイングマンティスボム(ダブルアーム式のドライバー技)を食らい、さらにリング中央でプレイングマンディスボムで頭からマットに落とされ、大の字になって3カウントを奪われた。その際、首を痛めたとみられる高梨は立ち上がれず、リングドクターらがすぐにチェック。リング上で横たわったままマイクを持ち「DDTメンバー、DDTファン、ありがとう。愛してます」と言葉を発し、担架で運ばれて救急搬送された。