「コーディファイ・ベースボール」が過去97年間の単打ランキングを紹介 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は今年1月、得票率99.7%で米野球殿堂入りを果たした。米データ会社は改めて、浮かび上がる衝撃的事実を紹介して…
「コーディファイ・ベースボール」が過去97年間の単打ランキングを紹介
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は今年1月、得票率99.7%で米野球殿堂入りを果たした。米データ会社は改めて、浮かび上がる衝撃的事実を紹介している。
米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は21日(日本時間22日)、自社X(旧ツイッター)を更新。イチロー氏の写真を添え、「過去97年間のMLBにおける年間最多シングルヒット数」のリストを紹介した。1〜3位までをイチロー氏が独占し、225本(2004年)、203本(2007年)、192本(2001年)でトップ3。4位は殿堂入り選手のウェイド・ボッグスで187本(1985年)、そして5位に再びイチロー氏が186本(2006年)でランクインした。
積み上げ続ける安打の技術に米ファンも改めて驚愕したようで。「イチローに誰かが投票しなかったという事実は、私の永遠の怒りだ」「どういうわけか満票での殿堂入りを逃した……」などと反応。一方で現代野球で似たタイプのルイス・アラエスウ内野手(パドレス)を引き合いに出し、「それでもファンはルイス・アラエスのプレースタイルを嫌う」といった声もあったが、「イチローは優れた強肩を備える優秀な右翼手で、偉大なベースランナーだった。イチローは間違いなく殿堂入りの選手」と、両者の違いを説明する声もあった。
イチロー氏は2001年にマリナーズでメジャーデビュー。1年目に首位打者&盗塁王に輝き、新人王とMVPを受賞。2010年まで10年連続でシーズン200安打、ゴールドグラブ賞に輝いた。2016年に史上30人目の通算3000安打を達成し、2019年限りで現役引退。走攻守あらゆる面で高い貢献をしてきたレジェンドの、また一つ歴史的な記録が浮き彫りになった。(Full-Count編集部)