★阪神1R・3歳未勝利の馬トク激走馬=スーパーチャンド 未勝利の身分ながら芝のオープンにも格上挑戦してきたシュヴァルグラン産駒。昨年8月のデビューから11連敗中だが、前走は初めて馬券圏内の3着に入った。 もともと晩成傾向にある父系だけに使い…

★阪神1R・3歳未勝利の馬トク激走馬=スーパーチャンド

 未勝利の身分ながら芝のオープンにも格上挑戦してきたシュヴァルグラン産駒。昨年8月のデビューから11連敗中だが、前走は初めて馬券圏内の3着に入った。

 もともと晩成傾向にある父系だけに使いながらようやく芯が入ってきた様子で、今回は「能力指数が上位」と「末脚性能が上位」の2点が激走馬にピックアップされた要因だ。

 鞍上は先週の開催終了時点でリーディング5位と好調の松山弘平騎手でバイタルジョッキーに選ばれている。土曜は9鞍のうち3勝、2着5回と連対率89%をマークしている。

★中山5R・3歳未勝利の馬トク激走馬=アルガムベイ

 昨年11月のデビュー戦で3着に好走したモーリス産駒。3か月の休養を挟んで迎えた2戦目はゴール前大接戦となる0秒1差の4着に惜しくも敗れている。

 しかも2戦目は中団のイン追走から直線に向いたときは前が壁になり、追い出しを我慢する時間が続く不運な展開に。狭い馬群を割ってきた時には形勢が決していた。

 今回は「好枠引き期待大」と「性別補正で浮上」が激走馬に挙がった要因。最内枠ゲットで初戦同様のスタイルなら押し切る可能性は十分にある。

★中京9R・フローラルウォーク賞の馬トク激走馬=メイショウツヨキ

 2戦目で勝ち上がったアドマイヤマーズ産駒は、休み明けで直線の不利が痛かった2走前のシンザン記念が2けた着順に惨敗。そこから立て直してきた。

 自己条件に戻った前走は少頭数の決め手勝負に屈したが、0秒2差の4着と大きく負けていない。初勝利を挙げた相性のいい舞台でしぶとさが生きる流れなら好勝負に持ち込める。

  激走馬にピックアップされた要因は「性別補正で浮上」と「このレースに向く体形」の2点。バイタルジョッキーに選ばれた北村友一騎手が継続騎乗になる点も大きい。