J2北海道コンサドーレ札幌DF岡田大和(23)が、2戦連続の先発でチームを連勝へと導く。前節・秋田戦(3〇1)は左ウィングバックとしてリーグ戦初スタメン。今季5戦目での初勝利に貢献した。アウェーでの愛媛戦を翌日に控えた22日、「まだパフォ…
J2北海道コンサドーレ札幌DF岡田大和(23)が、2戦連続の先発でチームを連勝へと導く。前節・秋田戦(3〇1)は左ウィングバックとしてリーグ戦初スタメン。今季5戦目での初勝利に貢献した。アウェーでの愛媛戦を翌日に控えた22日、「まだパフォーマンスには満足していない。攻撃面でより特長を出せると思っているので。もっと自分を出してまた勝てれば」と高みを見据えた。
秋田戦は守備時には後ろへ下がり、4バックの左サイドで、持ち味とする対人の強さを発揮。「4枚になったことで横同士の距離感が良くなった」と開幕から4戦全てで2失点以上を喫していたDFの立て直しにつなげた。ピッチ外から見ていた時期は「チームとしてやりたいことが、その試合の中でできていなかったりしていた」と感じていた。自身がピッチに立って手にした勝利に「徐々に形が出せている。ここから盛り返していけたら」と19位からの浮上を思い描いた。
キャンプでは控え組でのプレーが続いたが「絶対チャンスは来ると。その時のために1日も無駄にすることなく準備してきた」。思いが実を結び、定位置確保も見えてきた現状にも甘んじず、より戦いに対する厳しさを追い求める。「秋田戦はチーム全体で、球際や個の部分で絶対負けないという強い気持ちで戦って結果が出た。それができればどこが相手でも勝てると思ってるので。継続して出していけば、おのずと勝利をつかみ取れる」。大和の名を持つ男がピッチで魂を見せ、2試合連続で歓喜を味わいにいく。(砂田 秀人)