◆卓球 ▽ノジマTリーグ・プレーオフ 第1日(22日、東京・代々木第二体育館) プレーオフ準決勝が東京・代々木第2体育館で行われ、女子はレギュラーシーズン(RS)2位の神奈川が同3位の日本生命を3―1で下し、2季ぶりの王座奪回に王手をかけた…
◆卓球 ▽ノジマTリーグ・プレーオフ 第1日(22日、東京・代々木第二体育館)
プレーオフ準決勝が東京・代々木第2体育館で行われ、女子はレギュラーシーズン(RS)2位の神奈川が同3位の日本生命を3―1で下し、2季ぶりの王座奪回に王手をかけた。1勝1敗の第3試合で主将の平野美宇(24)がRSでMVPの笹尾明日香(25)に第2ゲーム(G)から挽回し、3―1で逆転勝ちして貢献。23日の決勝はRS1位の日本ペイントに挑む。
平野の怒とうの攻撃が止まらなかった。MVPの笹尾に第1Gを6―11で取られたが、1―1の第3G。3―2から痛烈なバックドライブを浴びせると、持ち前の高速ラリーで圧倒。第4G途中まで13連続得点だ。「自分の100%を出せないと勝てない。ゾーンというか、集中した」。第2Gから3Gを連取し、逆転勝利。チームも昨季決勝で敗れた相手に雪辱して決勝進出し、笑顔を咲かせた。
準決勝はTリーグ独自ルールが適用された。神奈川はRSの勝点で16点差をつけたため、日本生命の4試合分のオーダーが21日までに開示。好調の笹尾に対し、平野は同じ種類のラバーを操るチームメートの木原美悠(20)と対策し「いい状態でできた」と勝利につなげた。
決勝は、4月から女子日本代表を率いる中沢鋭監督(45)との神奈川では最後の試合になる。「勝って優勝したい」と2季ぶりのV奪回を宣言した。(宮下 京香)