「選抜高校野球・1回戦、早実8-2高松商」(22日、甲子園球場) 1回戦3試合が行われ、早実(東京)が高松商(香川)との伝統校対決を制した。センバツでは1924年の第1回大会決勝以来、甲子園では1925年夏の決勝以来となる再戦で、いずれも…
「選抜高校野球・1回戦、早実8-2高松商」(22日、甲子園球場)
1回戦3試合が行われ、早実(東京)が高松商(香川)との伝統校対決を制した。センバツでは1924年の第1回大会決勝以来、甲子園では1925年夏の決勝以来となる再戦で、いずれも敗れていただけに“三度目の正直”で雪辱。主将でエースの中村心大投手(3年)が投げては8回1失点、打っては4安打3打点の活躍でけん引した。
早実OBのレジェンドも甲子園で初戦突破を見届けた。ソフトバンクの王貞治球団会長(84)は「勝ってよかったね。初戦は緊張するからね」と安堵(あんど)。中村投手についても「頑張った。打つ方もよかったね」とたたえた。城西国際大野球部コーチを務める荒木大輔氏(60)も「名門・高松商と試合ができたこと、そして先輩たちがこれまで勝てなかった中で勝利を見届けられたのは感無量でした。早実のオールドファンも喜んでいると思います」と祝福した。