「卓球・ノジマTリーグ、2024-25シーズン・プレーオフ」(22日、代々木第二体育館) 女子セミファイナルが行われ、レギュラーシーズン2位の神奈川が、同3位の日本生命を3-1で下し、23日のファイナルへ駒を進めた。ファイナルでは日本ペイ…

 「卓球・ノジマTリーグ、2024-25シーズン・プレーオフ」(22日、代々木第二体育館)

 女子セミファイナルが行われ、レギュラーシーズン2位の神奈川が、同3位の日本生命を3-1で下し、23日のファイナルへ駒を進めた。ファイナルでは日本ペイントと対戦する。

 第1試合のダブルスは0-2で落としたが、第2試合のシングルスから逆襲した。張本美和は赤江奈津星と対戦。第1ゲームは落としたが、第2ゲームは17-15で粘り勝ちを収めるなど、3ゲーム連取で逆転勝利を収め「苦しい心境だったけど、1ゲーム目から最後まで、自分の卓球をしようっていうのは常に自分に言っていた。負けた点数でも、リードして挽回されても、自分の卓球をしっかり出そうと意識できたので、そこは良かった」と笑顔で振り返った。

 第3試合のシングルスには平野美宇が出場し、笹尾明日香と対戦した。第1ゲームは先取されたが、その後は圧倒し3ゲーム連取で勝利。「笹尾さんはすごく調子も良いですし、すごく成長している選手だと感じていた。向かっていく気持ちで最後までできたので良かった」と安堵(あんど)の表情だった。

 ファイナルに向けては「強い選手ばかり。レギュラーシーズンは負け越しているので、向かっていく気持ちは忘れずに、自分たちがもっと良いパフォーマンスをして勝利につなげられたら」と張本。平野は「(中沢監督が)木下(神奈川)で一緒に出るのは最後なので、優勝一緒にできたらいいな」と、31日付で神奈川を退任する中沢鋭監督へ勝利をプレゼントすることを誓った。