全国高校駅伝と同じ7区間42・195キロメートルで争う「第1回淀川駅伝」が22日、大阪・淀川河川公園西中島地区で開催された。49チームが参加。各部門の優勝チームは、一般の部はOBRS(2時間12分50秒)、混成の部はKNAアスリーツ(2時…

 全国高校駅伝と同じ7区間42・195キロメートルで争う「第1回淀川駅伝」が22日、大阪・淀川河川公園西中島地区で開催された。49チームが参加。各部門の優勝チームは、一般の部はOBRS(2時間12分50秒)、混成の部はKNAアスリーツ(2時間23分39秒)、高校の部は大阪星光学院A(2時間34分01秒)。

 主催の淀川駅伝実行委員会とともに大会を開催したランニングエンターテインメント合同会社(通称・ランタメ)の外村翼COOは23年秋、放送大関西のメンバーとして当時チーム最年長34歳で箱根駅伝予選会に挑んだ熱血ランナー。この日は運営側で各チームの快走を見届け「天候にも恵まれ、初回から大変盛り上がり、多くの参加者から『駅伝楽しい、また参加したい』とお言葉をいただきました。次回は9~10月ごろに開催し、今回少なかった高校生も積極的に呼び込んでいきたいと考えております」と早速、第2回大会を見据えた。

 外村氏のチームメート、ランタメ代表の山口雄也氏は「市民ランナーがテレビ中継を見るだけでなく、仲間とタスキをつなぐことの楽しさ、素晴らしさを感じる場として。久しく走っていない元駅伝選手が、かつての仲間を誘い、青春を思い出す場として。現役高校生にとっては、本番前に今のチームの力を試す場として。何かを感じ、楽しんでいただければと思い、企画しました」と説明。「今後は女子の部(5区間21・0975キロメートル)も創設し、関西の名物大会として広げていきたい」とアピールした。次回大会にも注目だ。