「オープン戦、西武2-5DeNA」(22日、ベルーナドーム) 西武がDeNAに敗れ、1試合を残して日本ハムの2010年以来15年ぶりとなるオープン戦優勝が確定した。 西武は成長著しい若手投手陣を軸に4試合連続完封勝利を飾るなどオープン戦で…

 「オープン戦、西武2-5DeNA」(22日、ベルーナドーム)

 西武がDeNAに敗れ、1試合を残して日本ハムの2010年以来15年ぶりとなるオープン戦優勝が確定した。

 西武は成長著しい若手投手陣を軸に4試合連続完封勝利を飾るなどオープン戦で2位につけていたが、この日は新加入の中村が乱調。五回に一挙4失点を喫し、八回には山田がダメ押し点を奪われた。

 打線は八回に元山が2ランを放ったが、反撃もここまでだった。連勝ストップによりデーゲームで引き分けた日本ハムとの差が広がり、23日のゲームで西武が勝ち、日本ハムが負けても上回ることができなくなった。

 日本ハムの新庄監督はオープン戦序盤から首位に立つことに慎重な姿勢を示し、この日の試合後には「昨日引き分けって言ったでしょう?何か分かるという(笑)明日は、どっちでもいいです。勝ったら勝ったでいいし、負けたら負けたでいいし」と笑みを浮かべ、西武の結果次第という質問に「いいってどうでも。その情報はいらない(笑)。テレビの前でかじりついちゃう。シーズンならねえ、もう大騒ぎですよ」と笑わせた

 ここ2年はオープン戦優勝だったオリックス、ソフトバンクがいずれもパ・リーグ制覇。吉兆といえる結果を得て、開幕を迎える。