3安打1得点のソフトバンクが敗戦… 牧原大成はOP戦初本塁打 ソフトバンクは、みずほPayPayドームで広島に1-2で敗れた。先発・大関友久投手は、初回と2回にそれぞれ走者を許したが、3回は、わずか10球で3者凡退に抑える。しかし4回、2死…
3安打1得点のソフトバンクが敗戦… 牧原大成はOP戦初本塁打
ソフトバンクは、みずほPayPayドームで広島に1-2で敗れた。先発・大関友久投手は、初回と2回にそれぞれ走者を許したが、3回は、わずか10球で3者凡退に抑える。しかし4回、2死一塁からサンドロ・ファビアン外野手に先制2ランを浴び、4回67球3安打1四球2奪三振2失点でマウンドを降りた。一方の打線は、直後の4回、2死から牧原大成内野手が1号ソロを放ち、1点を返す。
5回からは、藤井皓哉投手、木村光投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、松本裕樹投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。1点を追う9回は、ロベルト・オスナ投手が1死二、三塁のピンチを背負いながらも、後続を左飛に打ち取ったが、最終回は3者凡退に倒れて試合終了。
1-2で敗れたソフトバンクは、中継ぎ5投手が無失点リレーも、打線がわずか3安打に抑え込まれ、逆転につなげることができなかった。
オリックス、計12安打も3得点 頓宮裕真は一時勝ち越し弾
オリックスは京セラドームで阪神に3-3で引き分けた。初回、紅林弘太郎内野手のソロ本塁打で先制。直後の1回に、先発・九里亜蓮投手が大山悠輔内野手に逆転の2点適時二塁打を許したものの、3回に1死一、三塁から西野真弘内野手の犠飛で同点に追い付く。そして4回1死から頓宮裕真捕手が待望の一発を放ち、勝ち越しに成功した。
2回以降立ち直った九里は、4回2死から安打を許したところで降板。後を受けた博志投手は危なげなく後続を断つと、回跨ぎの5回も3者凡退に抑える。6回は平野佳寿投手が2三振含む3者凡退、7回は山田修義投手が無失点に。ところが8回、東松快征投手が同点打を浴びた。打線は9回、2死満塁の好機を演出するも無得点に倒れる。9回裏は山崎颯一郎投手が3人で退け、3-3で試合終了。
九里は3回2/3を62球4安打2四死球3奪三振2失点。打線では、中川圭太内野手が4打数4安打を放つなど計12安打も、好機で決定打が生まれず3得点にとどまった。なお、紅林と頓宮にオープン戦初本塁打が生まれている。
阿部寿樹が先制打含む2安打 中日と引き分けに
楽天はバンテリンドームで中日に1-1で引き分けた。初回、2死から伊藤裕季也内野手が四球で出塁すると、4番・阿部寿樹内野手の適時二塁打で先制。直後の1回裏、先発・松井友飛投手が上林誠知外野手に適時打を浴び、同点とされるも、以降は得点を許さず。3回1失点でマウンドを降りると、後を受けた西垣雅矢投手が2イニング連続で3者凡退に抑える。
6回からは、渡辺翔太投手、ニック・ターリー投手、今野龍太投手、鈴木翔天投手が無失点でつなぎ、同点のまま試合は最終回へ。2つの四球などで2死一、三塁のチャンスをつくるも、後続が倒れ、得点を挙げることはできず。それでも宮森智志投手が9回を3者凡退で締め、1-1で試合が終了した。
松井は3回57球2安打1四球3奪三振1失点。以降は6投手が無失点リレーを披露した。野手では、伊藤、阿部がそれぞれ2安打をマークしている。
ドラ1・西川史礁が2安打2打点、9回に中村奨吾が同点弾
ロッテは東京ドームで巨人に4-4で引き分けた。先発オースティン・ボス投手は初回、四球と安打で1死一、二塁のピンチを招くと、岡本和真内野手の3号3ランで先制を許す。しかし、2回以降は走者を出しながらも、後続を断ち、得点を与えず。5回を5安打1四球3奪三振3失点にまとめ、マウンドを降りた。
一方打線は5回2死から友杉篤輝内野手の四球、岡大海外野手の安打でチャンスをつくると、西川史礁外野手に2点適時二塁打が生まれ、スコアを3-2とする。
6回に、2番手の菊地吏玖投手が1点を失うも、直後の7回に藤原恭大外野手にランニング本塁打が飛び出し、再び1点差に。さらに、9回には、先頭の中村奨吾選手が同点弾を放ち、スコアを4-4とした。同点のまま迎えた9回裏は、秋山正雲投手が3人で退けて試合終了。
ロッテは、ドラフト1位ルーキーの西川が2安打2打点、中村奨が1号ソロを含む2安打1打点、藤原がランニング本塁打の活躍を見せている。
レイエスが8回に同点弾も引き分け
日本ハムはエスコンフィールドでヤクルトと3-3で引き分けた。先発・ドリュー・バーヘイゲン投手は初回、先頭打者を3球三振に仕留めると、わずか8球で3者凡退とする。以降は3回と4回にそれぞれ2者連続三振を奪うなど、4回までパーフェクト投球を披露。しかし5回、味方の失策で走者を背負うと、2死2塁から宮本丈内野手に先制の適時二塁打を浴び、5回56球1安打無四死球6奪三振1失点(自責点0)で降板した。
打線は5回まで1安打と苦戦。それでも6回、アリエル・マルティネス捕手の二塁打、万波中正外野手の四球で2死一、二塁の好機をつくると、代打・今川優馬外野手の適時打に敵失が絡み、一時逆転に成功した。
救援陣は、6回を宮西尚生投手、池田隆英投手の細かい継投で無失点に抑えると、7回は福谷浩司投手が3者凡退に。8回、山本拓実投手が逆転2ランを許したが、直後に先頭のフランミル・レイエス外野手が本塁打を放ち、すぐさま3-3の同点に追い付いた。
9回は田中正義投手が走者を背負うも、伏見寅威捕手の盗塁阻止もあり、無失点で切り抜ける。9回裏は代打・郡司裕也捕手が安打、マルティネスは敵失で出塁するも、最後はレイエスが右飛に打ち取られ、引き分けで試合終了。
日本ハムはオープン戦1位をキープ。代打で出場した今川、野村佑希内野手が安打を放ち、起用に応えている。(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)