日本代表は22日、アジア最終予選のサウジアラビア戦(25日・埼スタ)に向けて千葉県内で練習を再開した。20日のバーレーン戦に勝利し8大会連続のW杯出場を決めた直後の公開練習とあって、集まった約800人のファンからは、選手たちに黄色い声援も…
日本代表は22日、アジア最終予選のサウジアラビア戦(25日・埼スタ)に向けて千葉県内で練習を再開した。20日のバーレーン戦に勝利し8大会連続のW杯出場を決めた直後の公開練習とあって、集まった約800人のファンからは、選手たちに黄色い声援も飛んだ。しかしW杯優勝を目標に掲げる選手たちに、祝勝ムードはなし。バーレーン戦で先発フル出場したDF瀬古歩夢は「決めた時はほっとしましたけど、また新たなサバイバルが始まりますし、W杯に向けていい準備をしたい、という気持ち。(バーレーン戦後の夜も)特に何もないです。みんなでご飯をいつも通り食べただけ」と話した。
この日はMF守田英正、FW上田綺世の負傷離脱が発表され、サウジ戦は中盤と前線の核が不在に。チーム内競争のさらなる活性化に向け、この日の練習ではゲーム形式などで各選手がアピールした。まだ代表では出場がなく、バーレーン戦はベンチ外だったDF関根大輝は「僕は(メンバーへの)生き残りがかかっている。普通のプレーをしていたら、もうここには呼ばれない。代表の責任は持ちつつ、結果を残していかないと」と語り、サウジ戦に向けて個人としてのアピールも見据えていた。