20日のアジア最終予選・バーレーン戦を2―0で快勝し、史上最速3試合を残して8大会連続のW杯出場を決めたサッカー日本代表は22日、千葉市内で練習を行った。 最終予選全7試合先発のDF板倉滉(ボルシアMG)は「このW杯出場にかける思いは強か…
20日のアジア最終予選・バーレーン戦を2―0で快勝し、史上最速3試合を残して8大会連続のW杯出場を決めたサッカー日本代表は22日、千葉市内で練習を行った。
最終予選全7試合先発のDF板倉滉(ボルシアMG)は「このW杯出場にかける思いは強かった。まずは最低限の目標の出場権を獲得できて、多少気持ちに余裕はできている」と前向きに語った。バーレーン戦後の過ごし方は「少しばかり(チームメートと)お祝いをして、喜びを分かち合った。昨日(21日)はリラックスした感じ」と様子を明かした。
チームの目標は26年北中米W杯本大会で優勝ということもあり、「間違いなく(この出場権決定で)満足している選手は誰もいない。ただ、気持ちとしてホッとしたのは事実としてある。少し心に余裕を持ってではないが、(最終予選の)プレッシャーを感じる中でも、みんなでW杯優勝に向けて、ここから積み上げが大事というのは分かっている」と強調した。
25日のサウジアラビア戦(埼玉)に向け「ホームでW杯出場権を獲得できたという勢いを大事にしたい」と見据えた。「サウジも簡単な相手ではないのも分かっている。前回のバーレーンもそうだが、2位から下の順位の勝ち点が詰まっているというのは事実としてある。本当に(相手国は)死に物狂いで日本を倒そうとやってくる。それは、この最終予選7試合ずっと感じていた。間違いなく次のサウジも(そう)やってくるだろうし。ただ自分たちはホームでできる良さ、アドバンテージもある。応援を背に、しっかり勝てるようにやらないといけない」と気を引き締めた。