阪神OBの今成亮太氏が22日、フジテレビで放送された「ジャンクSPRTS」に出演。現役時代に戦力外通告の場でブチギレたことを明かした。 「プロ野球リーグ裏話」をテーマにトークが繰り広げられた中、今成氏は戦力外通告の秘話を披露。2018年、…
阪神OBの今成亮太氏が22日、フジテレビで放送された「ジャンクSPRTS」に出演。現役時代に戦力外通告の場でブチギレたことを明かした。
「プロ野球リーグ裏話」をテーマにトークが繰り広げられた中、今成氏は戦力外通告の秘話を披露。2018年、10月6日に阪神は宮崎で巨人とのファーム選手権を戦い、今成氏も「5番・三塁」でフル出場。2軍日本一に大きく貢献した。
「ファーム日本一になって、その日が誕生日だったんですよ。マウンドで胴上げしてもらって。野球ってやっぱいいなと思った」と今成氏。宮崎市の宿舎へ帰ると祝勝会が行われたが、監督、コーチと握手をしても目を合わせてくれなかったという。
その後、「部屋に帰ると電話がかかってきて『明日、○時に甲子園の事務所に来て下さい』って言われて。戦力外やんかって」と悲痛な連絡があったという。「日本一、誕生日、戦力外がドーンと来て」と振り返り、翌日、戦力外通告の場では球団幹部から「ここ2年間、僕らとしても君の使い方が悪かった。1時間でも2時間でも君の話を聞く」と言われたという。
現役晩年には起用法がなかなか定まらず、便利屋として扱われていた今成氏。思わぬ球団サイドの問いかけに「机をバーンと叩いて『いいですか本部長、誕生日だけはヤメろ!』って言ったんですよ」とブチギレたことを明かすと、共演者は大爆笑。その後、今成氏は12球団合同トライアウトを受けるも新天地は決まらず現役を引退。現在は解説者やコメンテーターとして活躍している。