選抜高校野球大会は22日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、春夏通じて初出場の浦和実(埼玉)は滋賀学園を3―0で破り、甲子園初勝利を挙げた。 浦和実の辻川正彦監督の試合後の主な談話は以下の通り。浦和実・辻川正彦監督 (甲…

選抜高校野球大会は22日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、春夏通じて初出場の浦和実(埼玉)は滋賀学園を3―0で破り、甲子園初勝利を挙げた。
浦和実の辻川正彦監督の試合後の主な談話は以下の通り。
浦和実・辻川正彦監督
(甲子園初勝利は)本当にうれしかった。選手を信じて戦ったので、非常に頼もしかった。絶対校歌を歌いたいと思っていた。校歌を歌った時は本当にうれしかった。校歌の出だしで泣いたらダメと思ってこらえました。
(完封した石戸投手は)昨秋のいい時と同じ。ピンチもあったが、頑張った。制球が良かった。真上から球が来るから打ちづらい。出所が見えにくい。変化球あってのストレート。120キロ台中盤でも刺さる。
(七回のピンチで三振を取った)たまに投げる勝負球のチェンジアップがさえていた。横から見ていても安心でしたね。駒木根への継投はずっと考えていた。
(五回に3得点)送ってエンドランで仕掛けて、一本出す。昨秋できたことが甲子園でもできた。(三島の2点二塁打は)執念のヒット。選手には全力と執念しか言っていない。
相手は非常にいいチーム、強豪で勝てるイメージがわかなかった。甲子園でのまれるのが怖かった。朝からいつも通り接して、冗談を交えながら選手をリラックスさせていた。普段通りの準備ができて、普段通りの野球ができた。
チームの目標は二つ勝って8強。バッテリーを中心に守らないと勝てない。バントはやりたいところでミスがなかった。送ってエンドランを仕掛けて。次もできたら粘って守り勝つ。また切り替えて一から挑戦していきたい。