ベッツは体調不良で緊急帰国 ドジャースは18日から東京ドームで行われたカブスとの開幕2連戦に勝利。幸先のいい出だしとなった。一方でムーキー・ベッツ内野手が体調不良で緊急帰国。フレディ・フリーマン内野手も2戦欠場するなど、主力の状態は芳しくな…

ベッツは体調不良で緊急帰国

 ドジャースは18日から東京ドームで行われたカブスとの開幕2連戦に勝利。幸先のいい出だしとなった。一方でムーキー・ベッツ内野手が体調不良で緊急帰国。フレディ・フリーマン内野手も2戦欠場するなど、主力の状態は芳しくない。にもかかわらず、“韓国の逸材”にはまだお呼びがかからないようだ。

 韓国メディア「スポティービー・ニュース」は21日、「ロバーツ監督の口から『キム・ヘソン』の名前が消えた……ベッツもいないのにまた無視? と題した記事を寄稿。今年ドジャースに1250万ドル(約18億8500万円)で加入した金慧成(キム・ヘソン)内野手の現況を伝えた。キムはマイナー拒否権がなく、東京遠征の直前にマイナーキャンプ行きを告げられ、米国に残って研鑽を積んでいる。

 同メディアはマイナー拒否権がないキムは“使い勝手”が良く、「選手としては不利な条件になっている」と指摘。それでも、ベッツの離脱で「キム・ヘソンを再び招集する選択肢も考えられた」とした。しかし、ロバーツ監督はベッツの穴をミゲル・ロハス内野手、トミー・エドマン外野手らで埋めると語り、キムは“蚊帳の外”に置かれた格好となっている。

 韓国プロ野球(KBO)のベストナインにあたる「ゴールデングラブ賞」を4年連続で受賞したキムは昨季、127試合で打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁を記録。鳴り物入りで海を渡ったものの、オープン戦は29打数で打率.207、1本塁打、OPS.613、11三振にとどまっている。改善中の打撃フォーム修正が奏功し、果たしてメジャー昇格の時を迎えられるだろうか。(Full-Count編集部)