巨人の守備がもたつく間に本塁にヘッドスライディング ロッテ・藤原恭大外野手が22日、東京ドームで行われた巨人戦に途中出場。7回にオープン戦1号となるランニング本塁打を放った。 7回1死走者なし、カウント1-2からアルベルト・バルドナード投手…
巨人の守備がもたつく間に本塁にヘッドスライディング
ロッテ・藤原恭大外野手が22日、東京ドームで行われた巨人戦に途中出場。7回にオープン戦1号となるランニング本塁打を放った。
7回1死走者なし、カウント1-2からアルベルト・バルドナード投手のスライダーを右手1本で右中間へ弾き返した。右翼を守るトレイ・キャベッジ外野手がダイビングキャッチを試みるも捕れず。カバーに入った中堅のオコエ瑠偉外野手が処理をもたつく間に俊足を飛ばし、一気に本塁へ頭から滑り込んだ。
これまでオープン戦は打率.222、本塁打0だったが、持ち味の俊足を生かして第1号。「打ったのはスライダーかな。頑張って走りました。ほんとは初球からしっかりいければと思いますけど、打席での感覚もいいですし1打席1打席しっかり自分のスイングをできるようにしていきたいですね」と、会心の一打と走塁に手応えを感じた様子だった。
大阪桐蔭高から2018年ドラフト1位で入団するも、これまでレギュラーには定着できず。昨季は右膝骨折で出遅れて74試合の出場にとどまったが、打率2割9分、2本塁打、21打点と一定の成績は残した。今季は新人の西川史礁外野手が加わるなど、外野の競争は熾烈だが、猛アピールに成功した。(Full-Count編集部)