◆飛び込み 翼ジャパン・カップ第3日(22日、東京アクアティクスセンター) 女子板飛び込みが行われ、昨夏パリ五輪代表の三上紗也可(日体大大学院)が366・80点で優勝。「今までの自己ベストを更新することができた。今日はすごくいい試合だった」…
◆飛び込み 翼ジャパン・カップ第3日(22日、東京アクアティクスセンター)
女子板飛び込みが行われ、昨夏パリ五輪代表の三上紗也可(日体大大学院)が366・80点で優勝。「今までの自己ベストを更新することができた。今日はすごくいい試合だった」と、笑顔で振り返った。
メダルが期待されたパリ五輪では予選落ち。五輪後は「気持ちがあまり高まらなかった」と、年内は試合に出場しながらも軽めに調整をしていた。その中で「今回の試合は出るかどうか迷っていたけど、今年に入って徐々に状態がよくなってきた。やっと、気持ちが前を向いてきた」と三上。初動負荷トレーニングや空手を習うなど、身も心もリフレッシュして復帰した。
この日は「予選はクジャクの羽、決勝は水しぶきをイメージした」と装飾された水着で出場。海外選手が同様の水着で出場していたことが興味を持つきっかけだったと明かし「飛び込みは採点競技なので。形からきれいに見られるように、自分でオーダーメードして作りました」と明かした。7月の世界選手権(シンガポール)代表にも内定し、28年ロス五輪に向け世界との戦いも始まる。三上は「シンガポールの世界選手権でメダルを取るために、もっと精度を上げていきたい」と夏を見据えた。