いろんな人が違うこと言うんですよ。「やっぱスタートダッシュだよね」とか「長丁場だから最後の追い上げが大事だよ」って。Jリーグ、本当はどっちが有利なんでしょ?:なんか、スタートダッシュに成功すれば選手たちに自信が付いてそのあともスムーズにリー…

いろんな人が違うこと言うんですよ。「やっぱスタートダッシュだよね」とか「長丁場だから最後の追い上げが大事だよ」って。Jリーグ、本当はどっちが有利なんでしょ?:なんか、スタートダッシュに成功すれば選手たちに自信が付いてそのあともスムーズにリーグ戦を戦ってる……って気がしませんか?:ということで、新型コロナウイルスの影響が大きかった2020年、2021年、2022年、2シーズン制だった2015年、2016年、そして東日本大震災の影響があった2011年を除いて直近10シーズン分を調べてみたよ。

【2024年】

最終順位

1位:神戸

2位:広島

3位:町田

第6節終了時

神戸:4位

広島:2位

町田:1位

【2023年】

最終順位

1位:神戸

2位:横浜FM

3位:広島

第6節終了時

神戸:1位

横浜FM:6位

広島:4位

【2019年】

最終順位

1位:横浜FM

2位:FC東京

3位:鹿島

第6節終了時

横浜FM:5位

FC東京:2位

鹿島:6位

【2018年】

最終順位

1位:川崎

2位:広島

3位:鹿島

第6節終了時

川崎:2位

広島:1位

鹿島:12位

【2017年】

最終順位

1位:川崎

2位:鹿島

3位:C大阪

第6節終了時

川崎:5位

鹿島:3位

C大阪:6位

【2014年】

最終順位

1位:G大阪

2位:浦和

3位:鹿島

第6節終了時

G大阪:16位

浦和:6位

鹿島:1位

【2013年】

最終順位

1位:広島

2位:横浜FM

3位:川崎

第6節終了時

広島:6位

横浜FM:1位

川崎:15位

【2012年】

最終順位

1位:広島

2位:仙台

3位:浦和

第6節終了時

広島:4位

仙台:1位

浦和:2位

【2010年】

最終順位

1位:名古屋

2位:G大阪

3位:C大阪

第6節終了時

名古屋:4位(1試合未消化)

G大阪:12位

C大阪:13位

【2009年】

最終順位

1位:鹿島

2位:川崎

3位:G大阪

第6節終了時

鹿島:1位

川崎:10位

G大阪:4位

こうしてみると、近年になると「スタートダッシュしてそこそこの順位にいて最後にまくる」ってのがトレンドですね。10年以上前になると降格圏まで沈んでおきながら優勝しちゃうとか、そんなロマン溢れるシーズンもあったけど、それだけ最近のリーグは固くなってきたってことでしょう。

ということで、結論としては「スタートダッシュ、大事よ」ってことで。で、G大阪が奇跡の優勝を果たした2014年、名古屋が1試合未消化だった2010年を除くと、優勝チームの第6節終了時点での平均順位は、3.5位。つまり今年の優勝は鹿島、町田、広島、そしてギリ柏ってことです!! ね!?