選抜高校野球大会は第5日の22日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、早稲田実(東京)が高松商(香川)に8―…

選抜高校野球大会は第5日の22日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、早稲田実(東京)が高松商(香川)に8―2で勝利した。
センバツでの両者の対決は第1回大会(1924年)の決勝以来だった。
早稲田実・和泉実監督の試合後のコメントは次の通り。
いつもよりも緊張
早稲田実・和泉実監督 (センバツで両校の対決は第1回大会の決勝以来)この一戦は僕自身が思うことがあって、戦う前はいつもよりも緊張していたような気がします。
(勝利できたのは)僕の思い以上に、選手たちがよく動いてくれた結果だと思います。
高松商は(夏の)選手権の第11回大会も合わせて2回、甲子園の決勝戦で負けている相手。もう随分前の話で、私も会ったことがない先輩たちだけど、思いをはせていた部分があり、雪辱したいと思って臨みました。
(主将の中村投手が投打で活躍)登板前は(故障明けで)不安がありました。1試合投げきるようなことをしてきていなかったので、スタミナの面で心配でした。
後半、何本か打たれましたが、ここぞというところでは集中して投げてくれた。打撃は期待はしているが、調子が悪かったから(打順を)下げたけど、よく打ってくれたので下げて申し訳なかったですね。大黒柱、よくやってくれました。
(12安打8得点)今年は昨年のチームのような大型打者はいないが、その分、チームとしてつなごうとずっと伝えてきていました。今日は上位打線が思うように機能しない中でも点数を重ねられたので、意識してやってきたことを甲子園でしっかり発揮してくれた、ということだと思います。