昨年7月以降は打率.331、15本塁打をマーク 完全覚醒の気配が漂っている。日本ハムの清宮幸太郎内野手は21日、エスコンフィールドで行われたヤクルト戦でオープン戦3号を放った。これで今春は打率.320、3本塁打、4打点、OPS1.026。フ…

昨年7月以降は打率.331、15本塁打をマーク

 完全覚醒の気配が漂っている。日本ハムの清宮幸太郎内野手は21日、エスコンフィールドで行われたヤクルト戦でオープン戦3号を放った。これで今春は打率.320、3本塁打、4打点、OPS1.026。ファンからは「期待しかない」「かっこよすぎる!」と称賛が寄せられている。

 完璧な一発だ。清宮はヤクルト戦に「3番・三塁」で先発出場。2打席凡退で迎えた6回、先頭打者で打席に入ると、高橋奎二投手の内角に入った147キロ速球を一振り。打った瞬間、本人も確信する一発を右翼席へ叩き込んだ。オープン戦3本目の本塁打は両リーグトップタイだ。

 故障もあって期待打席にはまだ足りていないが、オープン戦は8試合に出場して26打席に立ち、8安打の打率.320、3本塁打、OPS1.026。前川右京外野手(阪神)はOPS1.119でトップに立っているが、匹敵する数字をマークしている。

 昨季は前半戦不調で6月までノーアーチも、7月以降は打率.331、15本塁打と“覚醒”。年間でも打率.300、OPS.898の猛打でチームの2位進出に貢献し、11月には「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」の野球日本代表「侍ジャパン」入りを果たした。“ジンクス”にはまることなく、今春も快音を鳴らし、「天才。アーチスト。すばらしい」「別格です」「今年こそは本当の意味で覚醒のとき」「3冠王とりそう」「スター性エグイ」「頼みます!」など、ファンも熱視線を送っている。(Full-Count編集部)