坂本は今季プロ19年目のシーズンを迎える(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext NPBの開幕が28日に迫っている。 各球団、開幕オーダーの編成が急ピッチに進む中、巨人で注目されているのはホットコーナーともいわれる…

坂本は今季プロ19年目のシーズンを迎える(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext
NPBの開幕が28日に迫っている。
各球団、開幕オーダーの編成が急ピッチに進む中、巨人で注目されているのはホットコーナーともいわれる三塁手争いにもある。
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オープン戦で勢いを示しているのは5年目内野手の中山礼都だ。21日に行われたロッテとのオープン戦(東京ドーム)では「7番・一塁」として先発すると、マルチ安打を記録。ここまでオープン戦成績は打率「.333」(21日現在)と好調を維持している。
一方の三塁争いを行っている坂本は「5番・三塁」として先発した同試合で3打数1安打、オープン戦打率は「.143」(21日現在)となっている。
坂本は今春キャンプはベテラン勢のS班調整となった。プロ19年目、37歳シーズンをいかに迎えるか注目されているが、ここにきてメジャーとのプレシーズンゲームをコンディション不良で欠場するなど、やや不安の種も見え隠れしている。
背番号6が長く巨人の勝利を支えてきたことは間違いない。主将を務めた時代も長く、チームを鼓舞する姿勢は健在だ。
一方で伸び盛りの中山は今が旬ともいえる。ここまで長く「ポスト坂本」の1番手として潜在能力の高さを認められながら、こつこつと努力してきた中で、このオープン戦では特に躍動した姿が目立つ。
阿部慎之助監督は、大事なホットコーナー争い、坂本の起用に関して、以前は「元気ならば」と条件をつけて、ここまで中心選手として支えてきた坂本の起用を語っていた。
果たして1週間後に迫った開幕戦。開幕オーダーで3塁に名を連ねるのはどちらの選手となるか。最後まで争いの行方が注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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