<大相撲三月場所>◇十三日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】驚異の身体能力で“くるり”1回転 行司困惑 序二段の沖縄出身19歳力士が、土俵際で跳び上がり驚異の“空中1回転”を披露。まるで体操選手のような身のこなしで軍配差し違えの逆…
<大相撲三月場所>◇十三日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ
序二段の沖縄出身19歳力士が、土俵際で跳び上がり驚異の“空中1回転”を披露。まるで体操選手のような身のこなしで軍配差し違えの逆転勝利を遂げ、「宇良もびっくりの回転」「驚異的な土俵際の粘り」とファンも驚く場面があった。
序二段五十五枚目・安琉海(安治川)と序二段五十三枚目・松木(田子ノ浦)の一番。沖縄県浦添市出身の19歳・安琉海は立ち合い後、突っ張ってくる松木に押されて土俵際まで追い込まれてしまう。だが耐えると、いなして回り込む粘り強い攻めを展開。激しい突っ張り合いとなったが、最後は土俵際、松木が小手投げ気味に安琉海を投げながら土俵の外へ出ていった。このとき、安琉海も必死に粘って宙に浮き、1回転して受け身を取った。大迫力の身のこなしに客席からはどよめきが沸き起こった。
軍配は松木に上がったものの、際どい決着に物言いがつくことに。協議の結果、松木の足が早く出ており、軍配差し違えで安琉海の勝ちとなった。安琉海は今場所勝ち越しとなる4勝目。一方、敗れた松木は4敗目を喫し、今場所の負け越しが決まった。
土俵際で粘り宙に浮いて“1回転”した安琉海に、ABEMAの視聴者も「宇良もびっくりの回転」「驚異的な土俵際の粘り」「合気道つかった?」「綺麗な一回転w」と驚きの声を上げていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)