<大相撲三月場所>◇十三日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】幕下力士が決めた館内騒然の「特殊技」 幕下の取組で、力士が相手を羽交締めするような珍しい取組があった。背後を取った力士は日本相撲協会も認める発生割合0.02%の&ldqu…
<大相撲三月場所>◇十三日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ
幕下の取組で、力士が相手を羽交締めするような珍しい取組があった。背後を取った力士は日本相撲協会も認める発生割合0.02%の“特殊技”を発動して勝利したが、驚きの結末に館内騒然。あまりの珍しさに困惑の声も相次いだ。
幕下十三枚目・聖富士(伊勢ヶ濱)と幕下十八枚目・延原(二子山)の一番。立ち合い鋭い相手の当たりに体が起き上がった聖富士。押し返そうとするも、延原にはたかれて前のめりにバランスを崩してしまう。だが持ち堪えた聖富士は直後、延原のまわしを探ると、クルリと素早く背後を取って羽交締めするような格好になった。まさかの展開に館内騒然。延原はなんとか後ろ向きのまま押そうとするも通用せず、聖富士が背中から引き落として勝利した。
決まり手となったのは“送り引き落とし”。日本相撲協会の公式サイトによれば発生割合0.02%、決まり手ランキング52位の珍しい“特殊技”とのことで、「相手の後方で自分の手前に引き倒して勝つ」決まり手だという。“珍手”で見事に勝利した聖富士は5勝目。敗れた延原は3敗目を喫した。
相手を羽交い締めするような格好から繰り出された珍しい“特殊技”に、ABEMAの視聴者も「おぉ何だ今の」「背中で押してたぞw」「は?なんだなんだ」「なんでやww」「背泳ぎw」「背中で押し出すかと思ったw」と騒然となっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)