韓国はオマーンに追いつかれて勝点3を取り損ねた(C)Getty Images 日韓が“対照的な一日”を過ごした。 3月20日、埼玉スタジアムでサッカーの北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第7節が行われ、森保一監督率いる日本…

韓国はオマーンに追いつかれて勝点3を取り損ねた(C)Getty Images

 日韓が“対照的な一日”を過ごした。

 3月20日、埼玉スタジアムでサッカーの北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第7節が行われ、森保一監督率いる日本代表(FIFAランク15位)は、バーレーン代表(81位)に2-0で勝利。6勝1分、勝ち点19で8大会連続8度目の本大会出場を決めており、3試合を残しての予選突破は、日本史上最速の快挙だ。

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 この結果を受け、韓国メディア『hankooki.com』は、「アジア最強らしい戦いぶり」と速報記事を掲載。「試合内容が良いわけではないが、彼らがしたいサッカーを最後まで貫いていた」と反応し、その一方で同日、オマーン代表(80位)との一戦で痛恨のドローに終わっている母国代表の試合内容に関しては、落胆の色をにじませた。

 日本代表が安定感抜群のパフォーマンスを見せる中、韓国代表(23位)は、高陽総合運動場で行われたオマーン代表(80位)とのグループB第7節に1-1で引き分け。現在、4勝3分の勝ち点15で首位をキープしているものの、ヨルダン代表(64位)とイラク代表(56位)が勝ち点3差と迫っており、まだまだ油断できない状況だ。

 記事内で同メディアは、「全世界一番乗りで本大会出場の切符を手にした隣国・日本が歓喜に沸いている。しかし韓国代表は、ホームのオマーン戦で辛くも引き分けに終わり、大きなため息をつくしかない状況だ」とそれぞれの現状を分析。「試合内容があまり良くなかった。呆れて物も言えない」などと母国代表に厳しい評価を下している。

 対照的な一日を過ごした2チーム。今後は、25日の次戦で日本代表がサウジアラビア代表(59位)、韓国代表がヨルダン代表と対戦予定だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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