3月21日(現地時間20日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ホームのチェイス・センターでトロント・ラプタ…
3月21日(現地時間20日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ホームのチェイス・センターでトロント・ラプターズと対戦。ウォリアーズは接戦の末に117-114で勝利を収めたものの、大黒柱であるステフィン・カリーが負傷退場するというアクシデントに見舞われた。
第3クォーターでゴール下のラプターズ選手2名と接触したカリーはコートに倒れ込み、しばらく起き上がることができない状態が続いた。そのままロッカールームに戻ったカリーが再びコートに立つことはなく、MRI検査を受けることとなっていた。
22日、ウォリアーズはカリーのステータスに関するアップデートを発表した。その内容によれば、MRI検査の結果カリーの骨盤部分に打撲が確認されたが、構造的な損傷はなかった。また、ウォリアーズは23日のアトランタ・ホークス戦を皮切りにアウェー6連戦を控えているが、治療のためホークス戦には帯同せず欠場し、25日に再検査を予定しているとのこと。
ウォリアーズは現在41勝29敗(勝率58.6パーセント)でウェスタン・カンファレンス6位につけている(21日終了時点)。シーズン中盤に一時は勝率5割を切り同カンファレンス10位まで順位を落としていたが、トレードデッドライン以降は飛躍的に勝率を上げている。特にトレードで獲得したジミー・バトラーの影響が大きく出ており、バトラー加入以降の戦績は16勝3敗と大きな躍進を見せている。
カリーのケガが重大なものでなかったことは間違いなく朗報だが、現在のウォリアーズはカリーの他にバトラーやドレイモンド・グリーンといったベテラン選手が根幹となって支えているという事実も、ファンにとっては安心材料になるだろう。ラプターズ戦でジミー・バトラーは16得点12アシスト11リバウンドのダブルダブルを記録。ドレイモンド・グリーンは21得点7リバウンド5アシスト4スティールをマークし、ベテラン2人でチームの勝利を牽引した。
カリーは今シーズン60試合に出場し、平均スタッツは24.2得点4.4リバウンド6.0アシストを記録。得点源のカリーが不在の間、バトラーやグリーンは引き続きウォリアーズの好調を支えることができるか。カリーの早期復帰を願うとともに、シーズン終盤のウォリアーズに引き続き注目したい。