【UEFA女子チャンピオンズリーグ】マンチェスター・シティ 2-0 チェルシー(日本時間3月20日/マンチェスター・シティ・ジョア・スタジアム)【映像】長谷川唯、「画面外から爆速インターセプト」 マンチェスター・シティのMF長谷川唯が、狙い…

【UEFA女子チャンピオンズリーグ】マンチェスター・シティ 2-0 チェルシー(日本時間3月20日/マンチェスター・シティ・ジョア・スタジアム)

【映像】長谷川唯、「画面外から爆速インターセプト」

 マンチェスター・シティのMF長谷川唯が、狙い澄ましたインターセプトでボールを奪ってチャンスに繋げた。鋭い読みと出足で繰り出したプレーが話題となっている。

 長谷川は日本時間3月20日、UEFA女子チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのチェルシー戦にアンカーとして先発出場。ゴールレスで迎えた59分、知性溢れる好守を発揮してチャンスの起点になった。

 相手陣内での左サイドでボールが落ち着かない状況を、長谷川は後方で見守っていた。すると、チェルシーがボールを収めて、横パスが出る。前傾姿勢になっていたマンチェスター・シティにとっては、このパスを通されたらカウンターを食らいピンチになる局面だ。

 しかし、なでしこジャパン女王が完璧に読んでいた。長谷川は横パスが出た瞬間に鋭い全力ダッシュで相手MFに詰め寄り、右足を伸ばしてインターセプトに成功。このプレーからマンチェスター・シティがショートカウンターを発動させてCKを獲得すると、そのCKからマンチェスター・シティの先制点が生まれたのだ。

 長谷川のナイスディフェンスにスタンドから歓声が起こる中、中継画面外からいきなり現れたインパクトもあって現地実況も「ハセガワ、素早い!」と感嘆。さらにSNSでも、日本のファンが「長谷川唯選手のカットからのカウンターは見応えあった」「試合全体の空気を読み切ったような爆裂インターセプト」「唯さんのインターセプトがやばすぎた」と唸れば、海外ファンからも「女子サッカー界で最高のMF」「最近は守備でも大きく成長」「攻守の切り替えにおいて重要だった。信じられない活躍」などと称賛の声が出ていた。

 長谷川は89分にも卓越したフェイントで追加点の起点にもなっており、マンチェスター・シティの勝利に貢献。オウンゴールを喫してしまった3月15日のFAカップ決勝(こちらもチェルシー戦)のリベンジに成功した。なお、ベスト4進出がかかった準々決勝2ndレグは日本時間3月28日に開催される。

(ABEMA de DAZN/UEFA女子チャンピオンズリーグ)