<大相撲三月場所>◇十三日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】16歳天才力士、期待を裏切らない大逆転 “元天才相撲少年”の16歳小兵力士が、粘り強い攻めで大逆転。何度吹き飛ばされても土俵を割らない体幹の強さに注目が集まり、「すごい身…
<大相撲三月場所>◇十三日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ
“元天才相撲少年”の16歳小兵力士が、粘り強い攻めで大逆転。何度吹き飛ばされても土俵を割らない体幹の強さに注目が集まり、「すごい身体能力」「天才って言われてただけある」と驚きの声が相次いだ。
序二段二十二枚目・康誠(秀ノ山)が序二段二十六枚目・大当利(式秀)を激闘の末下し、3勝目の勝ち星を上げた。小学生時代に“天才相撲少年”と話題を呼んだ康誠は、身長165センチ・体重67.9キロとまだ小柄な体格の16歳。一方、大当利は身長176.7センチ・体重141.4キロの巨体で、体重差は73.5キロと倍以上にも開いた体格差対決だった。
今場所は負け越しが決まっている康誠だが、精神力と身体能力の高さを見せつけた。立ち合い正面から当たった康誠は、すぐに相手の腕を手繰ると、なんとか潜り込もうと果敢に攻めていく。重たい大当利の突き押しに吹き飛ばされ、危うく土俵を割りそうになるも、驚異の体幹で粘って回り込む。その後も吹き飛ばされ苦戦した康誠だったが、下がりながら腕を手繰り、相手の懐に潜り込んで足取りに行くと見せかけて下手を奪取。最後は組んで投げの打ち合いを制し、豪快な下手投げで勝利した。勝った康誠は3勝目となる白星。敗れた大当利は5敗目を喫した。
粘り強い相撲と持ち前の身体能力の高さで体格差対決を制した康誠に、ABEMAの視聴者からは「すごい身体能力」「なんという体幹」「天才って言われてただけある」「これぞ康誠相撲」「諦めないの好き」と驚きや称賛の声が続々と寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)