選抜高校野球大会は第4日の21日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、昨秋の九州大会準優勝のエナジックスポーツ(沖縄)が8―0で至学館(愛知)を破った。 春夏通じて初の甲子園で勝利を挙げたエナジックスポーツの神谷嘉宗監督の…

神谷嘉宗監督=沖縄県名護市で2025年1月24日、吉田航太撮影

 選抜高校野球大会は第4日の21日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、昨秋の九州大会準優勝のエナジックスポーツ(沖縄)が8―0で至学館(愛知)を破った。

 春夏通じて初の甲子園で勝利を挙げたエナジックスポーツの神谷嘉宗監督の試合後の主なコメントは次の通り。

エナジックスポーツ・神谷嘉宗監督

 ピッチャーが落ち着いていたので、どこかできっかけをつかめば点は取れそうな雰囲気があった。(三回に先頭で三塁打を放った)イーマン君の一発で流れがぐっと来たかなと思います。

 <先発の久高投手が完封>

 すごく落ち着いていて、コースを丁寧に突くことに徹していたのが良かったですね。

 <三回表の満塁のピンチでは、選手たち自身がタイムを取って無失点で切り抜けた>

 (見ていて)楽しいなと(笑い)。タイムも選手たちで決めているので。良いタイミングで取れるようになってきましたね。何をやってくれるのかな、とドキドキ、ワクワクしながら見ていました。

 (ノーサイン野球は)甲子園でもどこでも同じです。いつものように、のびのびとやってくれました。

 <エナジックスポーツのユニホームを着て甲子園で初勝利となった>

 どのユニホームでも初戦はプレッシャーがありますね。沖縄のみなさんの大応援に背中を押してもらっているので。なんとか一回は勝たないとね。こういう野球もあるんだよ、野球を楽しんでいるというのを全国にアピールしていきたいです。