ラグビーの7人制男子日本代表が21日、合宿中の福岡市内でオンライン取材に応じた。日本は4月に「セブンズチャレンジャー2025」のクラクフ大会(ポーランド)を控える。共同主将の白国亮大(大阪府警)は「全員でワールドシリーズ(WS)に行くとい…

 ラグビーの7人制男子日本代表が21日、合宿中の福岡市内でオンライン取材に応じた。日本は4月に「セブンズチャレンジャー2025」のクラクフ大会(ポーランド)を控える。共同主将の白国亮大(大阪府警)は「全員でワールドシリーズ(WS)に行くという気持ちで練習して、試合で出すことが大事。来年からWSに参加できるように頑張りたい」と、意気込みを語った。

 最下位に終わった昨夏のパリ五輪後、フィル・グリーニング・ヘッドコーチ新体制で始動。パリ代表の津岡翔太郎は「フィルはクレバーだし、若い選手も多い。日本人らしさ、特徴をいかせていて、ディフェンスの粘り強さは違う」と実感を込める。今月のケープタウン大会(南アフリカ)では総合4位。クラクフ大会で上位に入れば、上位シリーズへの昇格をかけたプレーオフに進む。津岡は「自分たちが目指しているラグビーができれば、結果はついてくるという確信はある」と力を込める。

 28年ロス五輪を見据え、強化を図る男子日本代表。共同主将の1人は明大1年の大和哲将と若い選手が務める。「ディフェンスやタックルで、みんなを引っ張って行けたらと思っている」と頼もしい大和。佐賀工業高時代の仲間でもあった早大の服部亮太は、1年生ながら大学ラグビーでも活躍。存在を刺激に「あれだけ大勢がいる中で1年生でスタメンで出て、プレッシャーにどう対処しているのかなどを話して。彼からも学びが多い。自分が明治で紫紺を着て、一緒のグラウンドで試合が出来たら」と、15人制での活躍も誓った。