【NASCAR】Pennzoil 400(日本時間3月17日)【映像】“後ろ向きで”ウォール激突の瞬間 アメリカ人気ナンバーワンレースのNASCAR(ナスカー)第5戦は、フォード・マスタングに乗るジョシュ・ベリーが初優勝を飾った。一方で、…
【NASCAR】Pennzoil 400(日本時間3月17日)
アメリカ人気ナンバーワンレースのNASCAR(ナスカー)第5戦は、フォード・マスタングに乗るジョシュ・ベリーが初優勝を飾った。一方で、同じフォードのマスタングが激しいクラッシュシーンを演じて、ラスベガスの観客を驚かせている。
ラスベガス・モータースピードウェイで開催された第5戦は、レース中にウォール(トラック脇に設置された壁)へヒットするマシンが多かったが、特にひどかったのは、ステージ3の序盤、まもなく190周になろうという頃に起きた、51号車のコーディ・ウェア(フォード)のクラッシュだった。
ウェアのマシンは白煙を出しながらスピンを喫し、後方を向いた状態のまま車体の左側をトラック外側のウォールに激突! そのままゆるやかに車体を回転させながら、トラックの内側まで滑り落ちるように弾き飛ばされていった。
この時、激突時の衝撃がよほど激しかったのか、タイヤの根本から損傷してしまったようで、左側の前後輪ともがグラグラになってタイヤハウス内で激しく揺れ動いている。当然、レースはイエローコーションが発生し、自走できなくなったウェアのマシンは、すぐに駆けつけたレッカー車に牽引されていった。
ちなみに、NASCARのウォールは「セーファーウォール」と呼ばれており、解説のジャック・アマノ氏によると、「衝撃吸収能力の高い壁に変わりました。ぶつかる面は鉄ですが、コンクリートの壁との間に衝撃吸収剤が入っていてショックを和らげます」だという。
レース会場だけでなく視聴者も驚いた様子で、「だいぶ派手に・・・」「左後ろのパンク?」「あらま、シャフトごと逝った」「ぎゃ」「派手に当ててるな」「もうNASCARはセーファーウォール無しは考えられんよな」「ドナドナ」といったコメントがあげられている。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)